レストラン・ラウンジ
英虞湾に浮かぶ真珠筏や季節ごとに彩りを変える森を見渡すことができるレストランで、和食を中心としたオールデイダイニングです。
料理長の稲葉正信シェフはグランドハイアット東京、コンラッド東京と料理長などを歴任した人物で、グローバルな視点から和食を見るセンスに定評のある人物です。
アマネム(amanemu)は地元産の食材にこだわっています。
古くは志摩国(現三重県)が「御食国」として皇室御用達の食材を生産してきた、肥沃な地として知られその食文化の歴史があり、こうした文化が現在まで綿々と受け継がれている場所です。
代表的な食材としては日本を代表する和牛松阪牛はもちろん、地元の海で捕れたばかりの新鮮な伊勢海老とアワビなどの新鮮な魚介類、南張メロンをはじめとした果物や野菜などの地元三重県で育まれた食材をふんだんに用いた日本料理と西洋料理が提供される予定です。
古来「御食国としての志摩は「鮮鰒(なまのあわび)、さざえ、蒸鰒(むしあわび)」などを収めてきたことから、これらの食材を使ったお料理は期待大です。
また、刺身や揚げ物、炙り焼きなど様々な調理法で提供しているアマネム(amanemu)の魚介類は、アクティビティーとして海辺にある海女小屋でもお楽しめるようです。
もちろんですが、オールデイダイニングなので西洋料理メニューもあります。
イタリアからスペインまで地中海沿岸の各地の料理を幅広く取り入れています。
「バルバジュアン(揚げたラビオリ)」、「まぐろのタルタル」、「ビーフ カルパッチョの黒・白トリュフ添え」など、地元の食材を使った料理も楽しみです。
*志摩国の状況(ウィキ)
『延喜式』によると、志摩国は10日毎に「鮮鰒(なまのあわび)、さざえ、蒸鰒(むしあわび)」を納めることが定められていた。また節日ごとに「雑鮮の味物」の献上も定められていた。平城京跡から発見された木簡に「志摩国志摩郡」の表記が見られ、当初は志摩国は一国一郡であったと推定される。その後の『延喜式』では答志郡、英虞郡の二郡である。田畑はわずかで、口分田として尾張国、伊勢国にあった田が志摩国に割当てられている。先に述べた若狭と同様にこのような小国の成立は、小島が点在した地理的条件とともに、政治・宗教的な特殊事情があったと推定される。
御食国(みけつくに)は、日本古代から平安時代まで、すなわち皇室・朝廷に海水産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢いだと推定される国を指す言葉。
律令制のもと租・庸・調の税が各国に課せられたが、これとは別に贄の納付が定められていたと考えられる。
『万葉集』にある郷土礼讃の歌に散見され、『延喜式』の贄の貢進国の記述、平城京跡から出土した木簡の記述などから、若狭国・志摩国・淡路国などへの該当が推定されている。
稲葉 正信 シェフ
2003年、六本木のグランド・ハイアット・東京オープンに伴い、寿司「六縁」の副料理長に就任。
2005年よりコンラッド東京のオープンに携わり、日本料理「風花」副料理長に就任。2010年11月、同レストラン料理長に就任。
2014年、日本文化の海外発信や国際文化交流への顕著な貢献を称えられ「文化庁長官賞 文化発信部門」を受賞。グローバルに日本料理をみる特異なセンスに定評があります。伊勢志摩のアマネムにお得に泊まる
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